東京都江戸川区にあるボーカルスクール

KOH Vocal Training

秋光 ▼

『秋光(しゅうこう)』とは。

『秋光(しゅうこう)』は1994年に東京にある明治学院高校の校内合唱コンクールの為に作られた合唱曲。
作詞は榎本公、作曲は崎山肇。曲は高校3年の時に制作。
元々は1曲のバラード曲として作り、それを合唱曲にアレンジした。

7年後に同校の後輩が別アレンジで『秋光』が歌われたが音源化、楽譜化など特に公に発表をすることはなかった。

2014年夏、中央大学高校の男子生徒から「合唱部で伝統的に歌われている」と榎本に連絡が入る。
全く所縁のない高校だった為不思議に思い調査を開始。
ネットなどに『秋光』の情報が数多くあることを知り、その情報を元に各所に連絡を取る。

『秋光』が作られた数年後、合唱指導で有名な田中安茂教論(現在・千葉県市川市第五中学校)が1994年に演奏された時の音源(VTR)を手に入れ、 当時受け持っていた市川市塩浜中学校の生徒たちに聴かせた。
感銘を受けた生徒が「歌いたい!」と音源から音を取り手書きの楽譜を作成し、演奏。

その後、田中教論が合唱の研究授業で『秋光』を取り上げた事をきっかけに共感した県内の教師たちの手によって千葉県内を中心に広まった。
現在も、中学・高校の卒業式や合唱コンクールなどで毎年、伝統的に歌われている。
しかし崎山の書いた楽譜ではなく、前述の中学生が作った手書きの楽譜が出回った為、作詞作曲者が不明のまま2000年代前半から現在に至るまで『秋光』は詠み人知らずのままだった。

榎本がその現象を知った事、また歌詞やメロディが正確ではなかった事もあり、楽譜化を計画。
田中教論や作曲家・新実徳英の協力のもと、2015年8月に音楽之友社の雑誌・『教育音楽 中学・高校版 2015年9月号』の付録として楽譜を発表。
オリジナルのアレンジは難易度が高い為、掲載の楽譜は作詞者、作曲者の手で、中学生でも演奏のしやすいアレンジに変更した。

2015年11月TBSラジオの人気番組「たまむすび」内のコーナー・『竹山、ガム買ってきて!』でこの曲の広まった経緯や、誰が採譜をしたのかの調査などが放送される。
田中教論、榎本も番組出演し、およそ2ヶ月に渡ってエピソードや取り上げられ各所から大きな反響を受ける。

2016年3月発売の『教育音楽 中学・高校版2016年4月号』に今度は演奏音源CD付で再掲載予定。

『秋光』のテーマ。

卒業の実感はまだ薄いけれど、それぞれの進む次の道が見え始める秋の何気ない1日。
『きみ』という存在に支えられてきた感謝や、友人、仲間との別れの切なさ、まだ見ぬ将来の希望や不安など言葉にできない様々な感情が入り混じった『ぼく』。
これから待っているまだ不確かな未来は、『きみ』との確かな素晴らしい思い出があるから進んでいける。
これから卒業を迎える中学生、高校生にとってそれぞれの『きみ』を想って歌う壮大なバラード曲。

『秋光』の広まった経緯。

この不思議な現象の経緯や関わった人物のインタビューは順次掲載予定。

『秋光』の演奏について

この曲は美しく、上手く歌うことよりも情熱的に歌ってください。
ゆえに細かい技術的なアドバイスはあえて控え、大まかな流れを記載します。
1番はテンポも緩やかに、穏やかに歌います。
少しずつ動き始め、2番以降徐々に感情を盛り上げていきます。
特に男声のメロディパートはこの曲の聴かせどころです。より気持ちを込め、伸びやかに歌いあげてください。
そのままテンポ、感情を上げたまま歌いきりましょう。

いろいろな所で歌われています。そして指導・講演などもしています。

中央大学高等学校
千葉県浦安市日の出中学校

『秋光』を歌ってください!

『秋光』に関して「contact」のページよりお気軽にお問い合わせください。
指導・講演はもちろん、ご希望の方はメインメロディの弾き語りもお聴かせします。
またオリジナルのバージョンで演奏したい方もご相談ください。